ジュエリーデザイナーの頭の中。

さて次は何を作ろうか、デザイン&制作中の頭の中をのぞき見してみてください。

納涼リング

登ったときと降りたときの階段の段数が違うとか。

 

 

右回りで数えた柱の数が左回りだと違うとか。

 

 

 

怖いなー、怖いなー。

 

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石が乗る穴の横にツメを刺す穴を適宜に開けて、そこにツメを1本1本立てていく。

 

 

すると、その穴の数を数えると、ツメの数と合わない、とか。

 

 

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全部立て終わって、ツメの数を数えると、当初の数と合うとか、合わないとか。

 

 

 

怖いなー、怖いなー(稲川淳二風)

 

 

 

合計で、40数本みたい(笑)。

 

 

 

ツメ同士の距離が近いし、本体部分も薄く細いところが溶けやすいし、ツメの先端も溶けやすいし、ってことで、このロー付け作業に、今月に割り振られた「集中力」1か月分をほぼ使い切った感じです(笑)。

 

 

 

いろんな意味で、「涼」を楽しめるリングになりそうです。

 

 

 

さて、これから、この型を取って、鋳造へ!

 

 

 

その間、地金の種類は何にしようか考えよう(笑)。

 

 

 

たぶんホワイトゴールドです、大統領!

 

 

 

それでは、みなさま、また後程。

ISD